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【21歳以下】【ブンデスリーガ】23-24シーズンに活躍する若手選手

選手紹介

新しい選手が冬に移籍してきたことで、これから活躍しそうな選手たちに期待が膨らんでいると思います。そこで、今回はドイツのブンデスリーガで個人的に「期待する若手選手」にピックアップして紹介したいと思います!

*あくまで個人的な分析などをまとめているので、もし不足なところがあれば、お問い合わせフォームからご意見頂けると幸いです。

*通算成績=リーグ戦、カップ戦の合計

*2002年1月1日以降(21歳以下

FW(フォワード・攻撃)

マクシミリアン・バイアー

マクシミリアン・バイアー(Maximilian Beier, 2002年10月17日~)

ドイツのブランデンブルク州アン・デア・ハーフェル出身。ドイツU21代表。TSG1899ホッフェンハイム所属。185cm。通算35試合8ゴール(2022~23)

攻撃:ハイボールを回収して味方につなげるポストプレーが多く見られる。高さがあるのでジャンプしたときの打点が高い。相手を背負ってタメを作れるので、味方の上がりをボールをキープして待つこともできる。キックの精度もそこそこある。ボレーやミドルシュートなど、バリエーションが増えていくと厄介。裏抜けの意識はあるが、直線的にいってしまい、オフサイドラインに引っかかりやすい。ディフェンスラインをなぞるように入っていくか相手の死角に助走をつけて入っていくなど伸びしろはまだまだある。

守備:フォワードにしては、守備の貢献度は高いと思う。セットプレーでも高さを活かして積極的にはいるし、後半のきつい時間帯でも前にプレスはめにいってくれる。改善するとしたら、ハーフウェイラインから下にプレスバックをあまりしないのと、相手のパスコースを限定するようなプレスのかけ方をしないところ。 

2015~ ブランデンブルクSCズュート05(ユース)/エネルギー・コトブス(ユース)

2018~ ホッフェンハイムU17

2021~ ハノーファー

2023~ ホッフェンハイム

MF(ミッドフィルダー・中盤)

ヴィルツ

フロリアン・リヒャルト・ヴィルツ(ドイツ語: Florian Richard Wirtz、2003年5月3日~)

ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州プルハイム出身。ドイツ代表。バイヤー・レヴァークーゼン所属。177cm。通算25試合4ゴール8アシスト(2022~23)

補足:レヴァークーゼンの選手たちは、攻守においてコミットメントが高く、動き出しや守備の連動は監督補正が強く出ている。なので、主に個人分析に焦点を当てました。

攻撃:チャンスメイク。デフェンスラインの裏を狙う味方へのスルーパスなどのパス精度が高く、起点になることが多い。ラストパスはベテラン並みの落ち着き、視野の広さを感じさせる。前線でタメ作れる。サイドの味方が下がり目になって、相手DFがマークにいくか迷ったことで空いたスペースを狙いにいく。自分に注意を向けさせて味方にスペースを提供することもできる。精度の高いパス・シュート。サイドからのクロスやシュートの精度が非常に高く、味方に決定機作るし得点も決めれる。クロスは、味方が密集しているエリアにピンポイントで配球できる精度の高さがある。巧みなドリブルテクニック。相手の動きに応じてボールをコントロールしたり、突破することが多い。

守備:基本相手とは競り合わず、パス先を予測してパスを出した直後に受け手にプレスをかけていく。攻守の切り替えはやい。首振りで常に状況把握しているので、不意なオンザボールでもパスコースを用意できている。前プレの技術の高さ。相手GKの近くのパスコースを限定するよう、パスコースに沿うように迂回しながらプレスをかけにいく。セットプレー時の守備の緩み。パスコースを切りにはいくが、緩いときがあり、アグレッシブにいってほしい場面で無理しないことがある(パスカットすればカウンターを狙えるときなど)。フィジカルをこれから向上させていかないと、相手チームがロングボール・フィジカルごりごり戦術でこられると、チャンスを作る場面は少なくなるだろう。 

2008~ SVグリュン=ヴァイス・ブラウヴァイラー(ユース)/FCケルン(ユース)

2020~ レヴァークーゼン(U19)

シャビ・シモンズ

シャビ・シモンズ(Xavi Simons)ことシャビエル・カンタン・シェイ・シモンズ(Xavier Quentin Shay Simons, 2003年4月21日~)

オランダ・アムステルダム出身。RBライプツィヒ所属。オランダ代表。179cm。通算48試合22ゴール12アシスト(2022~23)

攻撃:ヘソ下にボール置いてドリブルをする。相手ディフェンスは寄せには行けるが、ファールを意識してタックルの技術に不安がある選手は潰しに行きにくい。常に首振りで前のスペースの状況把握。フリースペースやライン間でも受けれるように予測して走っている。ゴール前のシュートの局面で力みすぎて、枠外から外れることがある。 

守備:パスコースの読みが的確で、相手の選択肢を潰せ、プレーを遅らせれる。切り替えの時の守備に不安。味方が危ない場面でスプリントを継続できるのに寄せきらないときがある。なので、中盤だと守備強度や戦術理解度、献身性で不安があるため左WGに置いて中に入ってくる形で使われる。だが、寄せきったときのタックルは深くいける。 

2010~ CDセグラ(ユース)/バルセロナ(ユース)

2019~ PSG(U19)

2022~ PSVアイントホーフェン

2023~ RBライプツィヒ

エンツォ・ミロット

エンツォ・カミーユ・アラン・ミロット(Enzo Camille Alain Millot, 2002年7月17日~)

フランス・ルセ出身。フランスU21代表。VfBシュトゥットガルト所属。174cm。通算29試合4ゴール2アシスト(2022~23)

攻撃:股抜きなどの派手なプレーがすきなドリブラー。足速い。 ヘソ下からボールを出さないドリブルで、相手にインターセプトさせない。ボールを受ける際に、首振りで相手のプレスを認知している。フィジカルコンタクトに消極的なぶん、相手のプレスの流し方は上手い。パスの精度も高く、ドリブルで仕掛ける時は相手に正対してる。改善点は、セカンドボールを拾えるようなフリースペースを見つけれていない。三人目の動きを意識せず、パスが二人目で詰まることがある。 

守備:相手とボールが離れた隙を見てインターセプトにいったり、周りの味方と二枚組んで守備に行くことはある。相手にフリースペースを使わせないためにもセンスだけでなく、「このスペース埋めて!」など声をかけてコミットメント高くいくプレーが増えていけば良い。あたり負けするのでフィジカルつけたいが、その間は、守備の時にも首を振って相手がフリーにならないようにスペースを埋めにいくように意識してほしい。プレスバックがほぼ無い。

2018~ ASモナコ(ユース)

2021~ シュトゥットガルト

DF(ディフェンダー・守備)

カステロ・ルケバ

カステロ・ジュニオール・ルケバ(Castello Junior Lukeba、2002年12月17日~)

フランス・リヨン出身のサッカー選手。RBライプツィヒ所属。フランスU21代表。184cm。通算38試合2ゴール(2022~23)

攻撃:左利きのCB。ビルドアップ能力はそこそこ。落ち着いたパス。推進力をつけて突っ込んで行くことはなく、冷静にパスコースを見つけ、相手ゴールへの最短距離を見つけられる。足下の技術に不安。ショートは良いが、ロングパスの精度はあまり。質の高い高弾道のパスで、ボールをサイドにちらせるように改善が必要だろう。

守備:地上での対人戦が強み。相手をロックしている状態であれば外さないし、ある程度味方とのディフェンスの受け渡しができる。読みの鋭さで相手が攻撃を仕掛けるキーパスなど、危険な場面を事前に防ぐ。相手フリーキックで、ゴールに近く、同サイドにボールが来ない場合は、いち早くゴールラインに入って、セカンドボール対策に入ってくれる。ボールウォッチャーになりがちで裏使われやすい。首振りで周りの状況把握をして、背後に相手を入れさせないようにしたい。味方DFとの連動性があまり。守備のずれ遅れで声かけをするなどの、コミットメントを高くしていかないとボールと逆サイドを狙われるプレーが今後も続いてしまう。

2019~ オリンピック・リヨン(ユース)

2023~ RBライプツィヒ

インカピエ

ピエロ・マルティン・インカピエ・レイナ(Piero Martín Hincapié Reyna, 2002年1月9日~)

エクアドル・エスメラルダス出身。バイヤー・レヴァークーゼン所属。エクアドル代表。184cm。通算43試合1ゴール1アシスト(2022~23)

補足:レヴァークーゼンの選手たちは、攻守においてコミットメントが高く、動き出しや守備の連動は監督補正が強く出ている。なので、主に個人分析に焦点を当てました。 

攻撃:ビルドアップでボールを持ち運んでラインを上げれるし、ポジション修正も悪くない。パス精度は高いが、ロングボールはあまり使わない。パスの選択肢が少ない。三人目の動きを意識できておらず、二人目で詰まることがある。首振りで状況把握はしているがパスコースの選択肢を増やせるほどにはまだ至っていない印象。味方の中盤との連携でポジショニング修正するのはまだ自分では難しい。相手がハイプレスだと、張りすぎてパスコース限定してしまったり、焦ってパスコースミスる(三人目の動き)ことがある。

守備:足が速いので、カウンターを食らっても対応できる走力を持っている。裏ケアしっかりしてくれる。相手のロックを外さない、自分の背後に相手を入れず常に横に移動して死角に入られないように対策している。セットプレーで、味方とのマークの受け渡しをしなければならないような、瞬間的なポジショニング判断が苦手。

2020~ インデペンディエンテ/CAタジェレス

2021~ バイヤー・レヴァークーゼン


今回は、ドイツ・ブンデスリーガで活躍する若手選手を中心に紹介していきました。ベテランの長谷部 誠選手や若手の福田 師王選手など日本人も多いリーグで、予測能力の長けた選手がフィジカルの高い選手たちを翻弄している場面は、見てるこちら側もスカッとします。期待の若手選手をウイイレ(イーフト)やFIFAなどのゲームで使ってみると楽しみの幅が広がるので、よかったらこのサイトを参考にしてみて下さい!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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