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【21歳以下】【Jリーグ】24シーズンに活躍する若手選手(DF)

選手紹介

新しい選手が冬に移籍し、新シーズンが開幕したことで、これから活躍しそうな選手たちに期待が膨らんでいると思います。そこで、今回はJリーグで個人的に「期待する若手選手」にピックアップして紹介したいと思います!今回は、人数が多いのでFW、MF、DFの3回に分けて投稿します。

*あくまで個人的な分析などをまとめているので、もし不足なところがあれば、お問い合わせフォームからご意見頂けると幸いです。

*通算成績=リーグ戦、カップ戦の合計

*21歳以下(2002年1月1日以降

DF(守備/ディフェンダー)

高井 幸大〖川崎フロンターレ〗

高井 幸大(たかい こうた、2004年9月4日~)

神奈川県横浜市鶴見区出身。日本代表。身長:193cm。通算21試合出場(2023)

攻撃

奪った後に攻撃参加に加わり、相手DFを引きつける動き出しが出来る。この動き出しにより相手DFも1歩下がってプレーせざるを得なくなる。そこにシュートを打つスペースが生まれる。192cmという長身を活かしたプレー。空中戦に強く、ロングパスのボール対応、敵味方ともにコーナーキックなどのセットプレーでもその高さを活かしたヘディングは大きな武器。元々FWだったこともあり、攻撃の起点にもなれる。サイドへのボールの振り分けがうまい。スペースがあれば果敢に前へボールを運び、精度の高いフィードでパスを出すことが出来る。ゲームメイクも積極的に行う。ビルドアップ時に相手を止めることや矢印を変えることが出来る。川崎の練習メニューでも意識されている、ボールを止める・蹴るのスピードやスムーズさがボランチ並。3人目の動きを加味した縦パスは出せていないため、受け手が潰され、ショートカウンターの引き金になることがある。受け手が前を向けるほどフリーなのかレイオフしてサイドに散らすのか、味方との意思決定をはっきりさせておきたい。

守備

寄せが早く、ボール保持者に対して体全身で詰めていき、サイドエリアへ誘導していくので、相手はプレスをかわしにくい。横向きになる瞬間を見計らってプレスにいくので、相手は衝撃を受け流しにくく、危険なプレーも減り、ファールもとられにくい。前傾姿勢になりすぎず、足幅狭くステップし、行かせたい方向へ相手を誘導するように間合いを詰める。落ち着いて反対側のSBの位置確認もできている。ただ、相手の動作を鈍らせるプッシングの技術、SBにパスをつけたあとの後ろのパスコースの作り直しがそれぞれ不足している感じがある。セットプレーでのロックが緩い。ゾーンディフェンスで誰につくのか迷うプレーがみられる。マンマークであらかじめ相手をロックしていると相手の自由を奪いやすい。周りの状況把握は出来ているが、認知した上でのポジション修正は改善が必要。相手フォワードを後ろに背負ったままだと死角を使われ、簡単に裏抜けをさせてしまうことになりかねない。相手を感覚視野内に入れた状態でマークを崩さない。あるいは、味方へのコミットメントとしてマークの受け渡しを行うことが必要だろう。

2021~ 川崎フロンターレ

半田 陸〖ガンバ大阪〗

半田 陸(はんだ りく、2002年1月1日~)

山形県上山市出身。身長:176cm。日本U23代表。通算27試合2ゴール1アシスト(2023)

攻撃

主にSBとして、時にはボランチ的な役割も行う。ボール保持の姿勢が理想的。相手が足を出しにくいヘソ下に置き、パスを出すときも前傾姿勢にならず足の振りを上手く使い動きを最小限に抑えている。一列前でボールを持つと首振りでの状況判断が無難にできている。パスコースの形成が苦手。縦の推進を意識しすぎて内側に入りすぎる。直近では3バックの右に置かれているため、ペナルティの枠周辺に位置取り、なるべく外のコースを有効活用することで格段に右サイドのビルドアップがしやすくなるだろう。

守備

相手を感覚視野に入れているときや完全にマークについているときの当たり負けは少ない。横から身体をぶつけられるときには、クリーンなタックル、インターセプトを行えている。WGへの守備とコーチングがまだ苦手。相手に正対して構えてしまいスピードのあるドリブラーには抜かれやすい。そのため、相手の進行方向に身体を少し向け前傾姿勢になりすぎないことで切り返しにも対応できる姿勢に改善する必要がある。周りの選手をコーチングできるまでの経験が乏しいのはわかるが、味方のサポートが優先順位で低いのはサイドバックとしてはしんどいだろう。プレスバック時に首振りで背後の相手を認知しているが、逆サイドからのクロス対応で背後の選手を背負ってプレーしなければならない。1人で2人を背負うときにマークを1人ボランチかWGからつけるさせるコーチングが出来ておらず、背中にフリーの選手がいる状況が多い。

2020~ モンテディオ山形

2023~ ガンバ大阪

関根 大輝〖柏レイソル〗

関根 大輝(せきね ひろき、2002年8月11日~)

静岡県静岡市駿河区出身。身長:187cm。日本U23代表。通算1試合のみの出場(2023)

攻撃

オーバーラップできる攻撃的な大型サイドバック。走りながらでも身体をひねり、カーブの効いたクロスを上げられる。加えて、相手に正対し仕掛けてクロスのような静止した状態でも上げられる。ワンタッチ目で次のプレーを見据えてボールの置き所を変えている(パスなのかクロスなのか)。逆足でのパスやクロスも難なく通せる。シュートにもパンチ力がありミドルも打てる。味方へのサポートも早く、パスコースを自ら作り出せる選手。

守備

持ち前のフィジカルで外国人選手にも当たり負けすることが少ない。相手フォワードに対して、相手の動きに合わせプレーさせたい方向へ身体を向けながら守備が出来る。そのため、切り返しの対応の遅れを最小限に抑えている。味方とのマークの受け渡しもスムーズで、頻繁に周りの選手に声をかけており、コミットメントが高い。逆サイドの裏ケアが出来ていない。味方に背後の選手をつかせるか、自ら相手の横の位置でロックするか。背後に相手がフリーでいる状況を作らせないよう修正したい。

2023~ 柏レイソル


今回は、Jリーグで活躍する若手選手を中心に紹介していきました。ディフェンスラインの可変がトレンドである昨今では、ディフェンダーに課せられるタスクや求められる技術が増えている印象を受け、選手たちには酷なことも多いと見受けられます。この多様なポジショニングを強いられるトレンドに上手く乗れている選手には感動させられ、これからも公平に分析をしていかなければという気持ちにさせられました!期待の若手選手をウイイレ(イーフト)やFIFAなどのゲームで使ってみると楽しみの幅が広がるので、よかったらこのサイトを参考にしてみて下さい!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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