8月からプレミアが開幕しましたね!新しい選手が移籍してくることで、これから観られる試合に期待が膨らんでいると思います。そこで、今回はプレミアリーグで個人的に「期待する若手選手」に注目して、パリ世代を中心にピックアップしてご紹介します!(アーセナル、マンチェスター・シティ)
*あくまで個人的な分析などをまとめただけなので、もし不足なところがあれば、お問い合わせフォームからご意見頂けると幸いです。
*通算成績=リーグ戦、カップ戦の合計
フォラリン バログン
フォラリン・ジェリー・バログン(Folarin Jerry Balogun,2001年7月3日~)
アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨークブルックリン区出身、アーセナルFC所属、アメリカ合衆国代表、ポジションはフォワード(FW)、178㎝、通算39試合22ゴール3アシスト(2022~23)
背が高く、エリアの中で相手の死角に入って待てるFW。サイドの二枚が追い越す攻撃の際に、相手DFを突破できずに戻してからクロスが入った時の得点源になる。そして、相手に対応されても高さがあるので上から叩き込むことができる。どんどんボールを呼び込めるだけの足元のスキルも高く、推進力のあるドリブルが出来る。ボールの出し所に対して、味方への要求もしっかりする。細かい気の利かせ方、臨機応変さ、オフザボールのところで積極的に行くことは苦手。
2020~ アーセナルFC
2022~ ミドルズブラFC/スタッド・ランス
2023~ ASモナコ
ブカヨ サカ
ブカヨ・サカ(Bukayo Saka,2001年9月5日~)
イングランド・ロンドン・イーリング区出身、アーセナルFC所属、イングランド代表、ポジションはFW、178㎝、通算48試合15ゴール11アシスト(2022~23)
右サイドでのボールの失わなさ、周りの使い方がとても上手い。高い立ち位置で張りすぎないように、ラインコントロールがちゃんとできているチームに対して、オフサイドにかからない場所に常にいる。調子が悪くても逆足でゴールを決め、持ち前の突破力で前に仕掛けられる。ボールの移動中に反対側をみている前のスペースの状況確認も怠らない。相手の背中を膨らんで詰めるオフザボールの動きが少し苦手。
2018~ アーセナルFC
ガブリエウ マルティネッリ
ガブリエウ・マルティネッリ(Gabriel Martinelli)こと、ガブリエウ・テオドロ・マルティネッリ・シウヴァ(Gabriel Teodoro Martinelli Silva,2001年6月18日~)
ブラジル・サンパウロ州グアルーリョス出身のイタリア系ブラジル人、アーセナルFC所属、ポジションはフォワード(FW)、178㎝、通算46試合出場15ゴール6アシスト(2022~23)
チームに対して献身的で、アーセナルのドキュメンタリー『All or Nothing』でも性格の良さがにじみ出ていた。上下動しながら前に出ていけるスタミナがあるので、守備を強度高く行なえるWG(ウイング)の選手。押し込まれている展開の中で低い位置からパスをだしたときに一番相手の裏を狙ってる。途中から交代したときにゲームの流れに合わせた攻撃ができるときとできないときの差があり、相手見ながらプレイできないことや共有力などの器用さのところが不安要素。
2018~19 イトゥアーノFC
2019~ アーセナルFC
ウィリアン サリバ
ウィリアン・アラン・アンドレ・ガブリエル・サリバ(William Alain André Gabriel Saliba, 2001年3月24日~)
フランス・ボンディ出身、アーセナルFC所属、フランス代表、ポジションはディフェンス(DF)、193㎝、通算33試合出場3ゴール1アシスト(2022~23)
スピードがあり、裏ケアの判断力が増している。クロスに対応する時のポジショニングも良く、プレス耐性も結構高い。コンディション良いときは相手のスキを突いたパスを出せる。若さゆえ、試合の流れが悪いときに取り戻せるだけのメンタリティーは低い。視野取り切れてないときのプレー選択にムラがある。プレーをもっと見たいので、今期はケガに気を付けてほしい…
2018~19 ASサンテティエンヌ
2019~20 アーセナルFC/ASサンテティエンヌ
2021 OGCニース
2021~22 オリンピック・マルセイユ
2022~ アーセナルFC
ユリエン ティンバー
ユリエン・ダヴィド・ノルマン・ティンバー(Jurriën David Norman Timber、2001年6月17日~)
オランダ・ユトレヒト出身、アーセナルFC所属、ポジションはディフェンダー(DF)、オランダ代表、179㎝、通算47試合出場2ゴール2アシスト(2022~23)
足速く、ディフェンス時での勘が良いので裏ケアが上手い。数的不利の中でのディフェンスのミスは少ない。首振りでの進行方向の確認が少なく、プレス耐性で甘いときがある。空中戦で読みがずれる時が少しある。ボールを持って前に運ぶ能力が高く、縦パスやサイドチェンジでのフィードの精度が高い。縦パスをつけることが目的になってしまっているシーンがみられる。
2019~23 ヨング・アヤックス/アヤックス
2023~ アーセナルFC
ジェームズ マカティー
ジェームズ・マカティー(James McAtee、2002年10月18日~)
イングランド・サルフォード出身、マンチェスター・シティFC所属、ポジションはミッドフィルダー(MF)、180㎝、通算43試合出場9ゴール4アシスト(2022~23)
味方が相手の最終ラインを引き付けた際に生まれるスぺースを利用し、ゴールやアシストへの直接的な結果につなげられる創造力の高さが長所。利き足である左足で、細やかなコントロールからドリブルやパスを高い水準で行える。ボックスの外から放ったシュートセンスはストライカー並で、攻撃的でありながら守備面でも積極的にチームに貢献できる。
2021~ マンチェスター・シティ
2022~ シェフィールド・ユナイテッド
リコ ルイス
リコ・ヘンリー・ルイス(Rico Henry Lewis、2004年11月21日~)
イングランド・マンチェスター出身、マンチェスター・シティFC所属、ポジションはディフェンダー(DF)、169cm、通算27試合出場1ゴール(2022~23)
バタつくところあるが、SBから中入ってきてボールを失えないポジションでしっかりキープできる。相手の矢印の外でボールを受けようとする意識があり、不用意にオフザボールの動きで誰かに寄っていこうとしない。スピード上げてもボールが懐から離れないし、クロス精度もまあまあ高い。だが、SBで器用された時に、自分の背中をとられたらどうしても上背やフィジカルの部分で4CBの時より守備が緩くなる。間で受けながらちょこちょこ動いて前線に顔出す役割が合うインサイドハーフ(IH)もあり。
2022~ マンチェスター・シティ
ヨシュコ グヴァルディオル
ヨシュコ・グヴァルディオル(クロアチア語: Joško Gvardiol、クロアチア語発音: [jôʃko ɡʋârdioːl]、 2002年1月23日~)
クロアチア・ザグレブ出身、マンチェスター・シティFC所属、クロアチア代表、ポジションはディフェンダー(DF)、185㎝、通算41試合出場3ゴール(2022~23)
カタールW杯でメッシと対峙して話題になった選手。身長あって、攻撃スキルが高く、オフザボールの動きも良いので守備に入るまでの準備がすごく早い。そして、機転が利く。元の知識を組み合わせた手法を瞬時に実行できる。危険な位置でも前傾姿勢になってディフェンスしたりせず、落ち着いてステップも細かくしている。カウンターの時に、ボール奪って一気に攻めあがれるセンスもある。カウンターを食らった時に広いスペースを守れ、ロングボール入れられたときに弾き返せる。理論の詰まったDFのステップを学んだらより一層進化できる。生い茂ったヒゲの上には可愛らしい瞳が輝いており、見事な対比効果を作り出している。
2019~20 ディナモ・ザグレブⅡ
2020~21 ディナモ・ザグレブ
2021~23 RBライプツィヒ
2023~ マンチェスター・シティ
最後まで読んでいただきありがとうございます!今回はアーセナル、シティを中心に紹介させてもらいました。やはりプレミアリーグは世界最高峰のサッカーリーグと言われるだけあり、レベルの高い若手選手がたくさんいて、二つのリーグだけでこんなにいるのにびっくりです!期待の若手選手をウイイレ(イーフト)やFIFAなどのゲームで使ってみるのも楽しみの幅が広がるので、よかったらこのサイトを参考にしてみて下さい!Part2では、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーの選手を紹介していこうと思います。
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