Jリーグは後半戦に入り、各地で熱戦が繰り返されています!そこで、今回はJリーグで個人的に「期待する若手選手」に注目して、パリ世代を中心にピックアップしてご紹介します!
*あくまで個人的な分析などをまとめただけなので、もし不足なところがあれば、お問い合わせフォームからご意見頂けると幸いです。
*通算成績=リーグ戦、カップ戦の合計
*生年月日=2001年1月1日以降
FW:中島 大嘉(名古屋グランパス)
中島 大嘉(なかしま たいか、2002年6月8日~ )Jリーグ・名古屋グランパス所属、U-22日本代表経験、ポジションはフォワード(FW)、大阪府出身、188㎝、通算21試合出場6得点(2022)。
得点シーンでは、オフザボールの動きを意識し、自分の身長を活かしながらヘディングシュートしている。相手の背後を取ることを常に意識しているように思える。現状日本のポストプレイヤー不足は深刻なので、こういう選手が出てきてくれてうれしい!
2021~22 北海道コンサドーレ札幌
2023 6月~ 名古屋グランパス
2024~ 藤枝MYFC
FW:細谷 真大(柏レイソル)
細谷 真大(ほそや まお、2001年9月7日~)、茨城県出身、Jリーグ・柏レイソル所属、ポジションはフォワード(FW)、日本代表経験、177㎝、通算34試合出場8得点(2022)。
フィジカルがあるため、背後から詰められても弾き返せる。そのため、ライン間でもボールを受けられる。オフザボールのメリハリがしっかりしており、横に流れて走るためディフェンスラインをかく乱させられる。加速力もあるため、追いつけないところに追いつけてシュートを打つことができる。だが、この場合、軸足からボールが離れてしまい、シュートの打ち分けが難しそうなシーンが多い。代表機会を増やし、各国の体格のある選手との競り合いが成長のカギになるだろう。
2019年~ 柏レイソル
GK:佐々木 雅士(柏レイソル)
佐々木 雅士(ささき まさと、2002年5月1日~)
千葉県松戸市出身、Jリーグ・柏レイソル所属、ポジションはゴールキーパー(GK)、185㎝、U-22日本代表経験、通算26試合出場(2022)
GKの経験は無いのでうまく書けないですが、相手がシュートモーションを取っても無理に突っ込んでいくことは少ない選手だなと思いました!自分の間合いを守っている印象があり、セービングは相手のいないエリアに弾いている。PA内シュートキャッチ率がリーグ4位(2023/8/10時点)
2021~ 柏レイソル
DF:大畑 歩夢(浦和レッズ)
大畑 歩夢(おおはた あゆむ、2001年4月27日~)
福岡県北九州市出身、Jリーグ・浦和レッズ所属、ポジションはディフェンダー(DF)、168㎝、通算24試合出場(2022)、U-22日本代表経験
主に左サイドバック、若さゆえの体力の多さと鋭い守備意識を武器に、’22シーズンでの酒井宏樹選手とのマッチアップでは、体格差を感じさせない粘り強さを見せてくれました!足も速いです。得点に直接関与する選手というよりもディフェンスの調整役ができる、気の利く選手だと感じます。浦和の普段のフォーメーションを詳しく知りませんが、僕個人では可変の3バックの左で見たいな~。
2020~21 サガン鳥栖
2022~浦和レッズ
MF:松木 玖生(FC東京)
松木 玖生(まつき くりゅう、2003年4月30日~)
北海道室蘭市出身、Jリーグ・FC東京所属、ポジションはミッドフィールダー(MF)、180㎝、U23日本代表経験、通算31試合出場2ゴール3アシスト(2022)
Jリーグを見ていて知らないものはいないであろう言わずと知れたキャプテンシーとフィジカルの持ち主。プレスのかけ始めのタイミング、コースの切り方、フィジカルを駆使して、相手が嫌な間合いで先読みする守備。3人目の動きが特に素晴らしく、ボールの流れを見ながらフリーになれる位置を探す。セットプレーを任されることもあり、キック精度も上がっていくだろう。ゴール前のスペースに飛び込むセンスは、昔の稲本潤一(掲載時は関東サッカーリーグ1部・南葛SC所属)を彷彿とさせる。強いて欠点をあげるとするなら、足元はまだ硬さがあるように思えます。
2022~ FC東京
DF:バングーナガンデ 佳史扶(FC東京)
バングーナガンデ 佳史扶(バングーナガンデ かしーふ、2001年9月24日~)
東京都足立区出身、Jリーグ・FC東京所属、ポジションはディフェンダー(DF)、176㎝、日本代表経験、通算22試合出場1ゴール2アシスト(2022)
身体能力は高く、色々と伸びしろのある昔ながらのサイドバック。小さい頃はFWだったというのもあるため、攻撃参加するときの動き出しがうまい!経験を積んで、守備でのクロスに対しての優先順位を常に意識できるように成長してほしい。しかも、笑顔がかわいい。
2020~ FC東京
DF:高井 幸大(川崎フロンターレ)
高井 幸大(たかい こうた、2004年9月4日~)
神奈川県横浜市出身、Jリーグ・川崎フロンターレ所属、ポジションはディフェンダー(DF)、193㎝、出場数はACL(アジアチャンピオンズリーグ)の1試合のみ(2022)、U20日本代表経験
出番がもらえたらJリーグで一番期待しているDFの選手!でかくて空中戦が強く、小さい相手やドリブルを仕掛けてくる相手への対人も強い。守備では前傾姿勢になりすぎず、足幅を狭くし、行かせたい方向へ相手を誘導するようにプレスをかけている。川崎の練習メニューでも意識されている、ボールを止める・蹴るのスピードやスムーズさがボランチ並み。体制が整っているときのサイドへのボールの振り分けがうまく、フリーになっている選手の少し前目にボールを出せる。若いにもかかわらず落ち着いて反対側のSBの位置確認もできている。ただ、相手を払いのけられるプッシングの技術、SBにパスをつけたあとの後ろのパスコースの作り直しがそれぞれ不足している感じがある。自信があるせいか、周りに質の高い選手がいるせいか、前線の選手のクオリティーに依存した縦パスがある。だが、試合を重ねていけば危険な縦パスは減るだろう。
2022~ 川崎フロンターレ
DF:畑 大雅(湘南ベルマーレ)
畑 大雅(はた たいが、2002年1月20日~)
東京都西多摩郡出身、Jリーグ・湘南ベルマーレ所属、ポジションはディフェンダー(DF)、175㎝、U22日本代表経験、通算20試合出場1アシスト(2022)
公式ではDF登録されているが、試合ではMFのサイドハーフ(SH)起用。利き足が右なので、切り返してパスやアウトサイドでのパスが多く、精度も高い。持ち味はやはり速さだろう。自陣から持ち出して相手をぶち抜くこともあれば、スピードに乗っているウイング(WG)の選手に追い抜いて守備していたりと、攻守ともに速さを活かしたプレーが多くみられる。
2020~ 湘南ベルマーレ
MF:川﨑 颯太(京都サンガF.C.)
川﨑 颯太(かわさき そうた、2001年7月30日~)
山梨県甲府市出身、Jリーグ・京都サンガF.C.所属、ポジションはミッドフィールダー(MF)、172㎝、通算33試合出場1ゴール3アシスト(2022)、日本代表経験
良いポジショニングを取り続ける能力がすごく高い。動くアンカーだが、いなきゃいけない所にちゃんといて前線にも絡んでいく。守備も強度高く、自分がボールを保持しているときには相手をフィジカルでおさえるが、相手のボールの置き所を予測してプレスをかけていくのが上手い!若くしてキャプテンマークを巻くのも頷ける。
2020年~ 京都サンガF.C.
DF:半田 陸(ガンバ大阪)
半田 陸(はんだ りく、2002年1月1日~)
山形県上山市出身、Jリーグ・ガンバ大阪所属、ポジションはディフェンダー(DF)、通算35試合出場(2022)、日本代表経験
相手の正面に向けてビビらずボールを持て、中とコンビネーションしながら内に入ってポジションをとれる。守備の時の身体の向きの作り方が上手く、裏抜けする選手が蹴れるときはちゃんとケアし、ボールが戻るときにはラインを上げられる。センターバックの背中を守る守備とそれをしながら自分の背中を取られた時に、確認しながら相手をフリーにさせないことが同時に出来る。あえてちらつかせた状態で逆をつくようなボールの持ち方が出来る。
2019~22 モンテディオ山形
2023~ ガンバ大阪
DF:西尾 隆矢(セレッソ大阪)
西尾 隆矢(にしお りゅうや、2001年5月16日~)
大阪府八尾市出身、Jリーグ・セレッソ大阪所属、ポジションはディフェンダー(DF)、180㎝、通算30試合出場2アシスト(2022)、U22日本代表経験
高さはないがジャンプ力はある。プレスバックまでが速く、危機察知能力が高い。攻撃では、足の速さを活かしたビルドアップを行い、守備では、身体を寄せてぶつけにいく強さもある。そして、パスもいい。サイドへのフェードキックも比較的よく、相手の間を通すキラーパスがとても上手い。
2020~ セレッソ大阪
FW:北野 颯太(セレッソ大阪)
北野 颯太(きたの そうた、2004年8月13日~)
和歌山県和歌山市出身、Jリーグ・セレッソ大阪所属、ポジションはフォワード(FW)、172㎝、通算29試合3ゴール1アシスト(2022)、U20日本代表経験、タックル成功率Jリーグ1位
スピードを活かしたドリブルや足元のうまさがある。スピードに乗った時のボールコントロールがすばらしく、素早い足さばきや股抜きなどのテクニックを活かした動きにつながっており、相手を翻弄する。トップスピードでパスを受けた時のファーストタッチをうまく収められ、相手ゴール前でのパス成功率も近づけば近づくほど高く、よりプレッシャーの厳しくなるゾーンでの安定感が抜群。守備でも前線からのハイプレスなど、組織的に守るときもボール奪取に貢献している。ボールを持っていないときの攻守の切り替えにはまだよわさがある。
2022 2月~ セレッソ大阪
DF:中野 伸哉(サガン鳥栖→ガンバ大阪)
中野 伸哉(なかの しんや、2003年8月17日~)
佐賀県佐賀市出身、Jリーグ・ガンバ大阪所属、ポジションはディフェンダー(DF)、173㎝、通算27試合出場1ゴール(2022)、U24日本代表経験
パス精度がめちゃくちゃ高い。前線の選手が、次どこにポジショニングを取るかを予測しているかのようなクロスやパスを出せる。これには、身体の使い方の上手さも関係しているだろう。相手のプレスを回避するために、切り返しで抜き去るのが上手い。高さがない分、相手のパスコースを読んでインタセプトをするシーンが多い。線は細いが、筋量が増していけば厄介な選手になる。
2021 7月~ サガン鳥栖
2023 8月~ ガンバ大阪
最後まで読んでいただきありがとうございます!海外の市場と比べると日本人の移籍金は安く済むため、ベルギーにはたくさんの日本人選手が在籍しています。Jリーグから海外移籍する可能性を秘める選手をこれからも載せていければと思います!期待の若手選手をウイイレ(イーフト)やFIFAなどのゲームで使ってみるのも楽しみの幅が広がるので、よかったらこのサイトを参考にしてみて下さい!海外の選手も気長に挙げていきます。
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