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【パリ五輪】23-24シーズンで活躍する若手選手part4(プレミアリーグ|トッテナム・ホットスパーFC)

選手紹介

新しい選手が移籍してきたことで、これから活躍できそうな選手たちに期待が膨らんでいると思います。そこで、今回はプレミアリーグで個人的に「期待する若手選手」に注目して、パリ世代を中心にピックアップしてご紹介します!(トッテナム・ホットスパーFC)

*あくまで個人的な分析などをまとめただけなので、もし不足なところがあれば、お問い合わせフォームからご意見頂けると幸いです。

*通算成績=リーグ戦、カップ戦の合計

2001年1月1日以降に生まれた選手(パリ五輪の時点で23歳以下


FW(フォワード・攻撃)

ブライアン ヒル

ブライアン・ヒル・サルバティエラ(Bryan Gil Salvatierra, 2001年2月11日~)

スペイン・カディス県バルバテ出身。スペイン代表。175cm。通算35試合出場2ゴール4アシスト。(2022~23)

攻撃:相手にヘソを向けるのでパスの選択肢が多い。相手の重心と逆をついて、相手の近距離で抜き去るドリブルが持ち味。そして、抜かれてしまうのを恐れた相手は、不用意に足を出してファールを取られてしまう。ヘソ下にボールを置いてドリブルができるため、これまた相手には取りづらいボールになる。あとは、高重心によって低重心のDFのリズムとズレを作れ、あわせて視界が広範囲で見れる。オフザボールで相手の死角を取りに行くetc…

守備:ここが彼の出場機会を安定させるカギになるだろう。プレスバックが遅い。守備意識が低いため、セットプレーでも相手を背中に背負ったり、カウンターを食らってラインを下げないといけないときでもプレスバックが遅いのが、最近の傾向で見られる。序列を上げるためには、ほかの選手よりも守備強度を上げる必要があるだろう。

2018~ セビージャFC

2020~ レガネス/セビージャFC

2021~ トッテナム/バレンシアFC/トッテナム

2022~ セビージャFC/トッテナム

ブレナン ジョンソン

ブレナン・プライス・ジョンソン(Brennan Price Johnson、2001年5月23日~)

イングランド・ノッティンガム出身。186cm。ウェールズ代表。通算44試合10ゴール3アシスト(2022~23)。

攻撃:線が細いスピード特化型WG。常にディフェンスの背後を取り、裏抜けのタイミングを狙っている。グラウンダー性のクロスが上手い。斜めにランニングすることで相手ディフェンスラインを閉じさせず、味方のパスコースを維持させたり、ドリブル時に味方を直前まで確認しながらパスを出す冷静さを感じさせる。改善点としては、チームの序列関係なしにもっと自分を主張してパスをもらえる環境を作ってほしい。

守備:プレスバック時に守備が緩い。大外が空いていて、相手WGがフリーの状態でもボールウォッチャーになってしまいクロスで決定機を作られてしまうことがある。守備の意識を個人戦術に落とし込めるようになることが一番の課題。

2023~ ノッティンガム・フォレスト/トッテナム

アレホ ベリス

アレホ・ベリス (Alejo Véliz , 2003年9月19日~)

アルゼンチン・サンタフェ州ゴーデケン(英語版)出身。アルゼンチンU20代表。186cm。通算24試合11ゴール1アシスト(2022~23)。

攻撃:長身で空中戦に強く、ヘディングが武器。周りを確認してパスを出せるので、トップ下に置く形もあり。元コーチによると、周りを活かして自分の意見をしっかり示せる。ようなのでピッチ内外で良い影響を与えてくれるだろう。改善点は、オフサイドライン。味方のクロスのタイミングで、オフサイドにかかりやすい位置にいることがある。半歩下がって、裏抜けの意識を付けてほしい。

守備:前線からのプレス。守備をサボる様子は今のところ見られず、しっかり前からつぶしに行く姿勢がみられるところがGOOD!引き続き定点観測していきたい。 

2022~ CAロサリオ

2023~ トッテナム

2024~ セビージャFC


MF(ミッドフィルダー・中盤)

パプ マタル サール

パプ・マタル・サール(フランス語: Pape Matar Sarr、2002年9月14日~)

セネガル・ダカール州・ピキン県・チャロイ出身。セネガル代表。184cm。通算17試合1アシスト(2022~23)。

攻撃:パスの中継役タイプ。足も速くショートカウンターでの攻撃参加でも活きる。ボールが欲しすぎて味方に寄って近い。オフザボールでボールをもらいやすい立ち位置にポジショニングする修正が必要。パスをもらう前に、首振りで周りを確認しているのはGOOD!パスの精度も悪くない。落ち着いてゴールの起点になるプレーもみられた。 

守備:ペナルティエリア内でも周囲を確認し、フリーの相手選手を作らない。セットプレーでの守備が不安。クロス対応でクリアが中途半端になったり、クリアしないことでファーに走りこんでいる相手にボールが渡ってしまう面がみられた。守備で二人見る状況でのポジショニングはGOOD! 

2021~ メス/トッテナム


DF(ディフェンダー・守備)

アシュリー フィリップス

アシュリー・フィリップス(Ashley Phillips、2005年6月26日~)

イングランド出身。イングランドU19代表。192cm。通算19試合1アシスト(2022~23)。

攻撃:ワンタッチでパスを冷静に渡せる。ビルドアップでは、持ち上がってプレーメイクする動きは少ない。引き続き定点観察。

守備:フィジカルが強いかと言われたらそこまででもない(ケガを恐れてプレスが緩いのかも)。予測型のアンカータイプ。相手にへばりついて、パスが来た時にプレスをかける。プッシュの使い方が上手い。相手のタイミングを狂わせるため、ラフなボールがきた時もタイミングをずらしてマイボールにするプレーが多い。クリアもしっかり意図が感じられる。リスクの少ないエリアに送るのか、味方へのクリア性のパスなのか。 

2023~ ブラックバーン/トッテナム/プリマス

ミッキー ファン デ フェン

ミッキー・ファン・デ・フェン(Micky van de Ven , 2001年4月19日~)

オランダ・北ホラント州ウォルメル出身。オランダ代表。193㎝。通算36試合1ゴール2アシスト(2022~23)。

攻撃:セットプレーは、持ち前のフィジカルで相手を押しのけてチャンスを作れる。守備でもいえるが、MFとの連携が上手くいかずに最終ラインを崩して相手に寄せてしまうため、自分の裏のスペースを空けてしまう。

守備:SBのポジションが空いているとそこを埋めてカバーしている。SBのもどりが遅いため彼の負担が大きくフリーになったスペースを相手に狙われてしまう。相手と1対1になった時に、前傾姿勢でディレイするため、かわされたらすぐに対応できない。つぶしに行くならもう少しプレス強度を上げたい。 

2021~ ヴォルフスブルク

2023~ トッテナム

デスティニー ウドギー

デスティニー・ウドギー(Destiny Udogie, 2002年11月28日~)

イタリア・ヴェローナ出身。イタリア代表。188㎝。姓はウドジェとの表記も見られるが、本人が正しくはウドギーであると訂正している。通算36試合1ゴール2アシスト(2022~23)。

攻撃:パスを出した直後、首振りで周りを確認してポジショニングを変更するか判断している。カウンターを食らった時にSBのポジションが空くので、元のポジションにすぐ戻るか、味方に埋めてもらう必要があるが、ボールしか見れていない。大外に張るのはいいが、WGとかぶってしまう。

守備:大外にいる相手をフリーにしてしまう。首振りでの確認も少ない、守備でのルールが定着していないのだろう。相手2枚に対して守備をするときはどちらかを感覚視野に入れた状態でディレイして、味方のプレスを待つのが良いが、エリアの中央に寄っていく癖があり、視野には入れているが最初のポジショニングがあまり良くない。

2021~ ウディネーゼ

2022~ トッテナム/ウディネーゼ

2023~ トッテナム


最後まで読んでいただきありがとうございます!今回はトッテナム・ホットスパーFCを中心に紹介させてもらいました。厳格な会長により、色々な話題が尽きないトッテナムですが、日本にゆかりのあるポステコグルーが監督になったり、下部組織からとても有望な選手が生まれることが多い。なので、良い知らせが増えることを期待しています。期待の若手選手をウイイレ(イーフト)やFIFAなどのゲームで使ってみるのも楽しみの幅が広がるので、よかったらこのサイトを参考にしてみて下さい!

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