サンフレッチェ広島の越道 草太選手は、クラブの攻守において重要な役割を担う期待の若手選手。シーズンを通してその成長を遂げ、ますます注目を集める彼のプレースタイルや今後の展望について詳しく分析していく。彼のフィールドでの動き、戦術的な適応力、そして将来へのポテンシャルを掘り下げ、越道選手がサンフレッチェ広島にとって欠かせない存在となる理由を探る。
*あくまで個人的な分析などをまとめているので、もし不足なところがあれば、お問い合わせフォームからご意見頂けると幸いです。
*通算成績=リーグ戦、カップ戦の合計
経歴
小学生~ 佐東南FC(広島市立川内小学校)
中学~ サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(広島市立城南中学校)
高校~ サンフレッチェ広島F.Cユース(広島県立吉田高等学校)
2021~ サンフレッチェ広島F.C(2種登録選手)
2023~ サンフレッチェ広島F.C
生い立ち

名前:越道 草太(こしみち そうた)
誕生日:2004年4月3日
出身地:広島県広島市
代表歴:U18日本代表(2022)
所属:Jリーグ・サンフレッチェ広島
身長:181cm
ポジション:ミッドフィールダー(MF)
戦績:25試合出場1ゴール(2024シーズン)
幼少期(小学生~中学時代)

広島市立川内小学校1年生時にサッカーを始め、同区内にある広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ → エディオンスタジアム広島)にも観戦に通った。中学校からはサンフレッチェ広島ジュニアユースに所属。世代別日本代表でもプレーすると共に、トップチームの練習参加も経験した。
高校時代(サンフレッチェ広島ユース)

2023年Balcom BMW CUP第3日 広島県高校選抜U-18 【1-6】 広島ユース 広島広域公園第一球技場
この日、トップチームの練習参加後にサンフレッチェ広島ユースへ合流。プレー時間は後半の40分間に限られたが、縦への突破と爆発的なドリブルで決定機を演出するなどその武器で会場を2度3度と沸かせた。
現在(サンフレッチェ広島~)
2022年にユースの同期では唯一、翌年のサンフレッチェ広島トップチームへの昇格が内定。J1・2023シーズン第2節のアルビレックス新潟戦【1-2】でプロデビューを果たすと、ルヴァンカップのグループステージ第3節のヴィッセル神戸戦【5-0】では初先発でアシストをマーク。その後、J1・第7節のサガン鳥栖戦【1-0】でリーグ戦初先発を果たした。J1・第8節の横浜FC戦で右のウイングバックとしてスタメン出場。持ち味である積極的な縦への仕掛けや、激しい上下動でのディフェンスでチームに貢献。サイドからの鋭いクロスで、東 俊希選手の先制点をアシスト。リーグ戦初アシストを記録した。
プレースタイル
攻撃(オフェンス)
雑感【縦への推進力があり、カウンターの起点になりそうな選手】
クロスの上げ方が最小限の動きでスムーズ
オーソドックスに軸足重心でのクロスも出来るが、歩行動作の延長でクロスを上げられる点が魅力的。相手守備にとって動作が多ければ多いほどプレスを仕掛けるタイミングが増えることになる。歩行動作の延長としてボールにインパクトを与えクロスを上げられるのなら、相手はパスを出そうとしているのか、ドリブルを続けるのか、クロスなのか判断するのは困難になる。
トラップ時の両足の使い分けがうまい
前にスペースがあればボールから遠い足で開いて受け、相手がプレスに来てるならば両足を使い分けて、空いているスペースへ運び出せる。出来るだけ動作を最小限に抑えることがミスを減らす唯一の方法。ボールから遠い足で受けるようにすれば自然と身体は前を向く。アタッキングサードの状況は常に変化し続けるため、トラップ時にボールばかり見ずに顔を上げて前の状況を把握している選手は二次動作の判断が良い。
守備(ディフェンス)
プレスバックを積極的に行い、90分戦える体力はある
プレスバックし味方最終ラインまで戻って、献身的に守備を行う。身体をぶつけ、相手の攻撃の根を潰し続けることができるのは味方DFとしてはとてもありがたい。だが、ここで気になる点がある。味方SBやMFとの連携について。SBのサポート位置に自分が入るのか、他MFに入ってもらうのか、あらかじめ決めておけばポケットへの侵入や二列目からの飛び出しへの対応もしやすい。コミットメントを向上させ、味方が抜かれたときに隙を作らずプレスにいける間合いを考える必要がある(SBとの縦ラインの形成など)。
相手のパスコースを意識して切るポジショニング
プレスバック時も相手陣内でプレスを行う際にも相手パスコースを先読みし、そのコースを切るように詰めにいく意識が高い。相手の選択肢を1つ潰すだけでも判断を鈍らせるのには有効的である。
今後の改善点
ボールを受けたときに仕掛けるまでの判断は少し早いが、相手への正対(相手に対して身体を開いた状態)は出来ている。抜ききる場面を増やすには、相手が正対されることによって生まれた膠着状態に耐えられず、プレスをかける時の蹴り足に注目する。その足に対してドリブルを仕掛けることで、相手の重心は逆足にのっているため、二次動作までの立て直しが必要となり抜きやすくなる。攻守においてポジショニングにムラがある。逆サイドにボールがあると開きすぎてしまい、対角のロングパスがきたときに動きが限定される。中央にあればボールが欲しくて寄りすぎてしまう。サイドから多岐にわたる攻撃パターンをもってプレーするのであれば、ペナルティエリアのサイドラインより手前にポジショニングするのが最適解と考えている。
越道 草太選手は、まだ20歳という若さでありながら、Jリーグの舞台でその才能の片鱗を証明しています。特にその特徴的なプレースタイルは、今後さらに磨かれることでしょう。スピードやドリブル技術だけでなく、ゲームの流れを読む力も加われば、さらなる成長が見込まれます。また、守備においても、攻撃を支えるだけでなく、ボールを奪い返す局面でも献身的に働く姿勢があり、総合的な選手としての資質を持っています。
越道選手は、今後のJリーグを代表する若手選手として、さらに注目されることは間違いありません。将来的には、海外リーグでの活躍や、代表チームに招集される可能性も十分にある選手です。その成長を見守りながら、今後のキャリアにおける活躍に大いに期待しています。
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