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【21歳以下】【セリエA】23-24シーズンに活躍する若手選手

選手紹介

新しい選手が冬に移籍してきたことで、これから活躍しそうな選手たちに期待が膨らんでいると思います。そこで、今回はイタリアのセリエAで個人的に「期待する若手選手」にピックアップして紹介したいと思います!

*あくまで個人的な分析などをまとめているので、もし不足なところがあれば、お問い合わせフォームからご意見頂けると幸いです。

*通算成績=リーグ戦、カップ戦の合計

*2002年1月1日以降(21歳以下

FW(攻撃/フォワード)

ロレンツォ・コロンボ

ロレンツォ・コロンボ(Lorenzo Colombo, 2002年3月8日~)

イタリア・ロンバルディア州モンツァ・エ・ブリアンツァ県ヴィメルカーテ出身。ACモンツァ所属。イタリアU21代表。183cm。通算34試合6ゴール2アシスト(2022~23)。

フィジカルが強いので、前線でポストプレーをして味方にパスを配球することをクラブでは求められている。落下地点に先に入るので、後から助走をつけて競ってくる相手に力負けしてしまう。オフサイドライン上にいて引っかかることはあるが、裏抜けの意識はある。フリーのスペースを見つけるのが早いが、周りを活かせるほどの空間把握能力はない。オンザボールでも首振りができるようになると、次のプレー選択を増やせる。滑らすようなボールでパス精度が高い。進行方向にヘソを向けてボールを持ち、ドリブルではヘソ下からボールを出さないのでタッチが細かい。ディフェンスはかわされるのを恐れてプレスに行きづらい。前プレはかけるが直線的、相手のパスコースを消しながら迂回してプレスをかけていくと、さらにプレッシャーをかけれる。

2018~ ACミラン(ユース)

2021~ クレモネーゼ/SPAL

2022~ レッチェ

2023~ ACモンツァ

ジト・ルヴンボ

ジト・アンドレ・セバスティアン・ルヴンボ(ポルトガル語: Zito André Sebastião Luvumbo、2002年3月9日~)

アンゴラ・ルアンダ州ルアンダ出身。カリアリ・カルチョ所属。アンゴラ代表。171cm。通算43試合5ゴール5アシスト(2022~23)。

攻撃:足が速いので、裏抜けの意識が上がっていくと止められなくなる。今はオフサイドライン上にいることが多いので、助走をつけれるライン間のポジションを維持できるよう改善したい。左に流れてプレーすることが多い。センターフォワード登録が多いが、実際に左ウイングでプレーすることもある。グラウンダー性のボールなど、クロスもバリエーションも多い。

守備:フォワードの選手なのにペナルティエリア内まで戻ってきてくれ、かなり守備に献身的。前線からプレスをかけ、相手に考えさせる時間を与えない。非常にアグレッシブにプレスをかけにいってくれるが、フィジカル負けして取りきるまではいかない。予測して、相手のパスコースを潰しに行くオフザボールの動きは苦手。常に首振りで、プレーエリアを把握しておく必要がある。

2019~ CDプリメイロ・デ・アゴスト(ユース)

2020~ カリアリ(U19)

2021~ カルチョ・コモ

2022~ カリアリ(U19)

マティアス・スーレ

マティアス・スーレ(Matìas Soulé、2003年4月15日~)

アルゼンチン・マル・デル・プラタ出身。フロジノーネ・カルチョ所属。アルゼンチンU20代表。182cm。通算25試合1ゴール1アシスト(2022~23)。

攻撃:左足が得意で、スピードとテクニックを兼ね備えている。自分のポジションにとらわれず、フリーマンとして自由に動き回り攻撃の起点になる。相手のプレッシャーに負けず、ボールをコントロールしドリブルする。左足で相手を引き寄せ、右足でフェイントをかける。相手の足元を狙ってボールを蹴ったり、背後にボールを転がしたり、相手の間をすり抜けていける。ドリブルでスペースを作り、味方にパスを出したり、自らシュートを狙う。右サイドからドリブルで中央に切り込んで、左足で正確なクロスを出す。裏抜けしている味方にボールを送ったり、ゴールに向かって折り返すことができる。ドリブル時に、最初は進行方向にヘソを向け、ボールをヘソ下から出さず、上半身を上げていて良かったのに、相手をかわすタイミングで前傾姿勢になってしまう。これでは反発ステップも踏みにくく、フェイントのバリエーションを減らしてしまう。相手のタックルやプレスでフィジカル負けしてボールを奪われたり、ケガをするリスクがあるため、フィジカルの向上が必要。

守備:守備がすこし緩い。相手のパスコースを読んで潰しにいくことはあるし、ペナルティエリア内まで戻って守備をすることはある。だが、相手がフリーにならないようにスペースを埋めに行くようなポジション修正はまだ難しい。ボールを失った後に、プレーが切れていないにも関わらず、追いかけに行かないことが多い。

2020~ ベレス(U20)/ユヴェントス(U17)

2023~ フロジノーネ

MF(中盤/ミッドフィルダー)

ラザル・サマルジッチ

ラザル・ヴヤディン・サマルジッチ(Lazar Vujadin Samardžić, Лазар Вујадин Самарџић, 2002年2月24日~)

セルビアとドイツの国籍を持つ。ウディネーゼ・カルチョ所属。セルビア代表。184cm。通算39試合5ゴール4アシスト(2022~23)。

攻撃:プレーの切り替えやペナルティエリア内へのクロスなど広いスペースへ持ち込んでプレーすることが多い。認知能力が高いので、攻撃的な動きの中でラストパスを出せる。ドリブルで前傾姿勢になりがちで、初動が動きにくそう。利き足である右足の精度は正確だが、逆足のシュート精度には改善が必要。ミドルシュートを打つ場面は多いが上半身がのけぞってしまいふかしてしまったり、ボールの中心より下をすくい上げるように蹴ってしまう。認知能力の高さを活かして、中盤からサイドのエリアにボールを散らせる役割も増やしていきたい。

守備:認知の高さは守備でも表れていて、パスコース切るポジショニングを常に意識している。プレスに行くタイミングで首を振って周囲の状況を把握しながら詰めてもいける。味方とのコミットメントが高い。守備の枚数が足りていないときには、逆サイドのスペースを埋めさせたり、相手へのマークなどの指示を出している。後ろから詰めたり、足裏で削りにいくようなことはないので、クリーンにタックルへいくイメージが強い。セットプレーで相手をロックし切れていないときがあり、それでは後出しでクリアにいくことになり不利になる。ペナルティエリア内での瞬間的な判断がまだ遅い。自分がつくのか、味方につかせるのかどっち付かずになる。

2009~ BSVグリュン・ヴァイス・ノイケルン1950/ヘルタ・ベルリン(ユース)

2020~ RBライプツィヒ

2021~ ウディネーゼ・カルチョ

DF(ディフェンダー/守備)

ジョルジョ・スカルヴィーニ

ジョルジョ・スカルヴィーニ(Giorgio Scalvini, 2003年12月11日~)

イタリア・キアーリ出身。アタランタBC所属。イタリア代表。194cm。通算34試合2ゴール2アシスト(2022~23)。

フィジカルが強く、パスセンスのあるディフェンダー。上半身を前傾させずにプレスに行くので重心が下がらず、相手のドリブルやフェイントなどの素早い動きへの対処がずれにくい。味方が裏を抜けられると代わりに詰めて、相手のパスコースを消しにいく献身性もある。ロックが甘い。セットプレー時に、緩めてしまい相手に背中とられる。相手を2人見て守備をしなければいけない時に、認知は首振りでしているがポジショニングの修正まではできていない。2人を感覚視野に入れ、どちらにも対応できる位置でディレイすると決定機阻止の確率が上がるだろう。後ろからタックルにいってカードをもらいやすいプレーが多い。後ろから削りにいくのをやめるか、横から詰めにいくように改善したい。

2015~ ブレシア(ユース)/アタランタBC(ユース)


今回は、イタリア・セリエAで活躍する若手選手を中心に紹介していきました。守備の初期配置は、5大リーグの中で一番整えられているチームが多いと感じ、イタリアのチームの守備が堅いことで有名な理由が、今回調べたことでよく理解できました!期待の若手選手をウイイレ(イーフト)やFIFAなどのゲームで使ってみると楽しみの幅が広がるので、よかったらこのサイトを参考にしてみて下さい!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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